ドラマ感想。

●相棒
・8-8「消えた乗客」
まさかのレズオチ。
でも……なんだろなー。なんか納得いかなかったなー。
彼女を殺した犯人に対してそれまで殺意がなかったのに、彼女の真意を知ったとたん殺意が芽生えて突っ走るとか……うーん。しっくりこない。それだったら彼女から心変わりしたって云われた時点で、少なくとも相手の男に対して殺意抱いてると思うんだけど……。
相棒で同性愛といえば「ピルイーター」が神回として有名で、あの回はまさに同性愛というオチが見事に活かされた伏線の回収だったし、しっくりきたけども。でもこの回はレズオチじゃなくても話は収束できたような……むしろ安易って気がした。
とりあえずこの回でのポイントは、右京さんと神戸くんの目隠しチェス対決と、神戸くん花の里押しかけ!ですな。神戸くんのこういうアグレッシブなところ、すごいなーって思う。私にはできん……。


●吉宗評判記 暴れん坊将軍
・第141話「春遠し凶賊の母」
この回、結構珍しいパターンの結末だった。
ラス立ちのあとに大岡様によるお白洲お裁きシーンがあって、黒幕に操られてた盗賊が裁きを受けるという展開。しかも上様がこの盗賊とその母親に肩入れしてたから助かるパターンかと思いきや、死罪だった……。
盗みだけじゃなくて殺人も犯しちゃってるから本来なら死罪は免れなくて当然だけども、暴将だし上様が肩入れしちゃってるし、だから実は人を殺した下手人は別にいるとかそういうオチが待ってるのかと思ったのに。
ハッピーエンドが多い暴将で、救われないという珍しいパターンだ(極たまにあるけど)

・第142話「年の暮 新さん巷の煤払い」
道場主の娘で旦那を尻に敷いている若奥様、見覚えのある顔だなーっと思ったら、仕置人の第1話で闇の御前の身代わりに父親を殺された不幸な娘を演じてた女優さんだった。あの回は何度も見返してるからなー。そりゃあ見覚えあるはずだわ(笑)
でもって、その尻に敷かれてる気弱そうな旦那は浜田光夫(日活映画での全盛期を私はまったく知らないけど)
旦那のことが好きだからこそ、以前のしっかりした旦那に戻ってもらいたいがために旦那にきつい態度をとっていたという若奥様……でもそれで旦那が萎縮しちゃってるんじゃ悪循環やな。つか、そんなに打たれ弱い旦那が本当に昔はしっかりしてたのか信じられん(笑)